最新の診断機器や検査を用い適切に骨の状態を判断し適切な治療を行います。 まずは、「骨の今の状態」を知ることから
~将来の骨折を防ぎ、“自分の足で歩き続ける”ために~
骨粗鬆症は、「年齢だから仕方ない」と思われがちですが、適切な検査と治療で、骨折を防ぐことができる病気です。
一度の骨折がきっかけで、日常生活の自由が失われたり、寝たきりになることも少なくありません。
私たちは、“一生、自分の足で歩く”というあたりまえを守るために、骨粗鬆症に真剣に取り組んでいます。
65歳以上の女性
70歳以上の男性
糖尿病の治療をされている方
母親に大腿骨頸部骨折の既往がある方
ステロイド加療を受けられている方
関節リウマチの治療をされている方
最近背中が丸まってきた、身長が縮んできた
慢性閉塞性肺疾患の治療をされている方
骨粗鬆症は、初期のうちは自覚症状がほとんどありません。以上の項目でひとつでも当てはまる場合は、骨粗鬆症の検査をおすすめします。
骨を守るための“見える検査”と“あなたに合った治療”
- DXA(デキサ)法による骨密度測定
- 背骨のレントゲンで“いつのまにか骨折”を確認
- 血液検査で骨の代謝やビタミンDの状態をチェック
- 将来の骨折リスクを数値で予測できるFRAX診断
そして検査の結果に応じて、治療が必要な方には“あなたにぴったりの治療法”をご提案します。
治療は、“あなたの生活に合わせて”選べます
骨粗鬆症の薬には、飲み薬・注射・点滴など、さまざまな選択肢があります。
- ビスホスホネート製剤(週1回・月1回の内服や注射):骨の吸収を抑える基本的な治療薬
- デノスマブ(プラリア®):半年に1回の皮下注射。骨密度を効率よく高めたい方に
- テリパラチド(フォルテオ®、テリボン®):骨を「作る力」を高める注射薬
- ロモソズマブ(イベニティ®):骨を壊さず作る、新しい作用の月1回注射
- オスタバロ®(バロキシトシン):1日1回の自己注射で、骨形成を促進する新しい選択肢です
- 活性型ビタミンDやカルシウム製剤:骨づくりの土台を支えるサポート薬
「お薬は続けられるか不安…」という方にも、生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法をご提案します。
しっかりとご相談の時間をとりますので、納得してから治療を始められます。
治療前・治療中のサポート体制も充実
- 歯科との連携で、治療前の口腔チェックも安心
- 食事や栄養指導、リハビリとの連携で、骨折予防をトータルにサポート
- 必要に応じて転倒予防や筋力アップの運動指導もご案内
「薬だけに頼らない」「日常生活まで見守る」
それが、当院が目指す骨粗鬆症治療です。
“今は痛みがない”そのときこそが、大切なタイミング
骨粗鬆症は、自分では気づかないうちに進行する病気です。
でも今のうちに手を打てば、将来の骨折は確実に減らすことができます。
もろほし整形外科クリニックでは、検査・診断・治療から、リハビリや生活指導までを一貫して行い、
「あなたらしく、元気に暮らす」毎日を支える医療をご提供しています。
「何となく不安」「家族のことで気になる」そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。
骨密度検査をご希望の方へ
検査は予約不要、短時間・痛みなしで当日結果をご説明できます。
Web問診票にて「骨粗鬆症検査希望」にチェックを入れていただくか、受付でお申し出ください。