リハビリテーションセンターのご案内

もろほし整形外科クリニックでは、理学療法士による個別リハビリテーションを中心に、患者さん一人ひとりに合わせた、きめ細やかなリハビリを行っています。
リハビリは「痛みがあるから何となく通う」ものではなく、ご自身の身体と向き合い、回復へと導く大切なプロセスです。当院では、まず理学療法士が丁寧に身体の状態を評価し、動きのクセや筋力バランス、関節の柔軟性などを詳細にチェックします。
その評価をもとに、患者さんごとに**オーダーメイドの運動プログラム(運動処方)**を作成し、マンツーマンでサポートいたします。症状の改善だけでなく、再発の予防や日常生活の質の向上を目的とした、先を見据えたリハビリをご提供しています。
また、「無理なく続けられること」「小さな変化にも気づけること」「前向きに取り組めること」を大切にしながら、患者さんの目標やライフスタイルに寄り添った支援を行っています。
当院の理念である
「一生、自分の脚で歩いて生活できるように」
その実現に向けて、セラピスト一同、責任と情熱を持って皆さまのリハビリにあたります。
「もっと動けるようになりたい」「不安なく毎日を過ごしたい」
そんな思いを、ぜひ私たちにお聞かせください。
※受付は1Fでお願いします。
ー リハビリ機器 ー

電気刺激装置 (PHYSIOUS FS-250、オージー技研)
低周波のパルス刺激によって治療を行う低周波モード・周波数の異なる複数の電流を体内で交差させ体内で生じるうなり電流によって治療を行う干渉波モード・断続的な筋肉刺激により治療を行う中周波モードが一台で行える『3in1』治療器です。

電気刺激装置 (ES-5000、伊藤超短波)
現在の電気治療器で行える複数の機能を備えた機器です。立体的に複雑な電流のうねりを発生させ、広範囲に深部を刺激する『立体動態波モード』、マイクロカレント治療(マイクロカレントは、生体電流と同じようなレベルのごく弱い電流です。筋肉に電気刺激を与えて行う治療)が行える『3D MENSモード』、筋肉に立体的な刺激を与える『3D EMSモード』等の新しい治療が可能です。

頚椎・腰椎牽引装置 (ORTHOTRAC LASEDIA OL-6500、オージー技研)
腰椎牽引・頚椎牽引が寝たままのリラックスした姿勢で行える牽引装置です。(頚椎・腰椎同時牽引は出来ません) 腰部・頚部の冷感を緩和するためのヒーターを搭載しております。また体重を自動検出して牽引力を自動設定することが出来ます。

超音波治療器 (US-777, 伊藤超短波)
生体深部までエネルギーを到達させることができる超音波により、疼痛の緩解、筋や関節の痛みの軽減を目的とした治療が行えます。また、電気刺激装置と組み合わせたコンビネーション治療も可能で、超音波と電気刺激が患部に働きかけることで、それぞれの治療効果を生み出します。

体外衝撃波治療器 (フィジオ ショックマスター、酒井医療)
整形外科領域での新しい治療方法で衝撃波を患部に照射する機器です。衝撃波は、病変部で痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導して無痛覚にします。また、衝撃波が患部に血管新生を誘導し組織修復を促すことが分かっています。除痛効果は照射直後から得られますが、その後も徐々に痛みが軽くなっていきます。疾患により治療効果や治癒期間が異なります。平均的な治療効果は60~80%と報告されています。

マイクロ波治療器 (Micro Thermy ME-9250、オージー技研)
温熱療法の一つで身体の深部に熱を届けることが出来ます。体内の温度が上昇することで血流を良くし痛みを軽減させ、組織の修復を促します。機器の角度やアームの伸縮が自由に行え、部位に応じて幅広く照射したりピンポイントで照射することができ確実に治療効果を得ることができます。

超音波骨折治療器 (アクセラス、日本シグマックス)
LIPUS(低出力パルス超音波刺激装置)とは低出力の超音波を断続的に与えることで骨にメカニカルストレスがかかり、骨折部の骨癒合の促進が期待できる装置です。可能な限り連日使用することで効果が期待できます。保険適応としては手術をした場合に限り受傷から3週間以内に使用することが出来ます。もしくは手術やギプスなどで治療を行っても3か月以上骨癒合が得られない場合には保険診療で治療できます。手術を行わない骨折に関しては現状では早期よりLIPUSを使用できません。当院では受傷直後から物理療法の一環としてLIPUSを使用して治療期間の短縮を図っております。

超音波診断装置 SONIMAGE MX1
当院では、リハビリの効果を高めるために**超音波診断装置(エコー)**を積極的に活用しています。
超音波診断装置は、体に負担をかけることなく、筋肉や腱、靱帯などの状態をリアルタイムで確認できる検査機器です。痛みの原因となっている組織の損傷や炎症の有無を正確に把握できるため、より的確なリハビリプランの作成が可能になります。また、筋肉の動きや関節の動作を実際に見ながらリハビリを進めることができるため、**「今どの筋肉を使っているか」「どこを意識するべきか」**といった点が視覚的にわかりやすくなり、患者様自身の理解も深まります。
必要な部位に的確にアプローチすることで、無駄のない効率的なトレーニングが行えるのも大きなメリットです。特に、肩や膝、足首などの関節周囲のトラブルや、術後の経過観察にも効果的です。患者様にとって「今、自分の身体がどうなっているのか」を実際に見て確認しながら進めるリハビリは、安心感と納得感につながります。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

足圧測定プレート – T-PLATE
当院では、足圧測定デバイス「T-PLATE30」をリハビリテーションに取り入れています。この装置を使うことで、歩行や姿勢、バランスの状態を正確に把握することができます。T-PLATE30の大きな特長は、足の裏にかかる圧力や体の重心の動きを「見える化」できる点です。これにより、ご自身の身体の状態を目で見て確認することができるため、どのような動きのクセや偏りがあるのかを明確に把握できます。たとえば、膝や腰の痛み、つまづきやすさ、ふらつきなどの原因が、足の裏のバランスや体の使い方にある場合も少なくありません。T-PLATE30を使えば、こうした問題点を早期に発見することができ、より効果的なリハビリ計画につなげることができます。
測定結果をもとに、一人ひとりの状態に合わせた運動やトレーニングを提案することで、無理のないリハビリが可能になります。また、継続的に測定を行うことで、リハビリの効果や改善の様子を数値で確認することができ、目に見える成果を実感しながら取り組んでいただけます。
ー リハビリスタッフ ー

理学療法士
田内(たない)出身地/相模原市予防運動アドバイザー ・ NAS―PES

理学療法士
串田(くしだ)出身地/八王子市呼吸療法認 ・ 福祉住環境コーディネーター ・ 認知症介助士 ・ 食生活アドバイザー ・ レクレーション介護士 ・ キネシオテーピング CKTT資格

理学療法士
小梁川(こやながわ)AHA BLSヘルスケアプロバイダー

理学療法士
吉﨑(よしざき)東京都

理学療法士
中尾(なかお)修士(体育学) ・ 呼吸療法認定士 ・ 福祉住環境コーディネーター

理学療法士
三宅(みやけ)日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー ・ 博士(保健学)

理学療法士
雨宮(あめみや)修士(理学療法学) ・ 運動器認定理学療法士 ・ スポーツ医学検定 2級

理学療法士
萩原(はぎわら)横浜市福祉住環境コーディネーター

理学療法士
小林(こばやし)長野県

柔道整復師
原(はら)出身地 / 相模原市運動器リハビリテーションセラピスト

柔道整復師
菅原(すがわら)出身地 / 山形県運動療法リハビリテーションセラピスト ・ BASI Pilates Certificed Mat Instructor ・ JATI-ATI Accredited Training Instructor